明日から産休

19時までメールとかして荷物まとめて、産休なんだか辞めるんだかなんだか。このまま辞めるってなってもいいやって気持ちで片付けた。

 

出産はいいこと、幸せなこと、子どもはいいこと、みたいな圧は最後まで辛かったな。わたしそんなポジティブじゃないし、これから幸せいっぱい心配なんもないみたいな道はなんでだか選べなかった。

 

体調が辛いときのほうが多かったし、思い通りにならない自分や自分の体をなだめながら、毎日慌ただしく過ぎていくのも切なかった。でも、会社行くのが自分の仕事みたいに思ってたし、実際そうだったし、できる限りのことはやった。できる限り頑張って、わたしの精一杯だった。当たり前なんだろうけど。

 

色々と嫌なこともあったし、嫌なことも言われたけど、もう気にしない。気にしても何にもならないし。わたしはわたしのために心を守っていく。残りの毎日を大事にして過ごす。

 

最終日まで、無事に会社に行けてよかった!

妊婦通勤あと5回

妊婦通勤、今日いれてあと5回でお終い。ぽんぽこのお腹ともお別れだ、寂しい気もするけど、ほっとする気もする。もう二度とやりたくない。

 

嫌な思いも、怖い思いも、たくさんしたけど、優しい人がたくさんいたし、いろんな人に親切にしてもらって、助けてもらって、7ヶ月毎日会社に来れた。よかった。

 

何を優先して生きていくかは人それぞれ選択だけど、赤ちゃんとか妊娠とか、仕事とかお金とか、選べるだけ幸せかもしれないし、それでも辛いものは辛いし、会社行きたくないけど仕事辞めたくないみたいな葛藤を半年ずっと繰り返して、我慢してたら、もうすぐ終わり。頑張った対価は、お金と暇つぶしくらいにしかなってない気がする。あとなんとなく、ちゃんと産休まで働きましたってい社会的なプライドを守れただけ。意味ない

 

わたしは、親切なほうのひとになろう。いつかそんな余裕なくなってしまうかもしれないけど。

 

なんの苦労もなく快適に妊婦生活を送れるひともたくさんいるかもしれないけど、わたしは毎日往復2時間、よーちゃんと電車に揺られて会社に来れた。頑張ったなー。辛かったなー。

 

会社から最寄り駅まで30分以上かかったり、気持ち悪かったり、いったいなんだったんだろう。

 

でも、過ぎちゃえばいい思い出っていうか、忘れるようにできてるのかな。

26w

今週なんか元気だった。これが安定期なんだなと思った。元気なうちに、たくさん遊んだりしておきたいけど時間がない。よーちゃん抱っこしてクリムト見に行くんだ。楽しみだ。

 

子どものお城って書いて子宮だから、きっとほんとは、お母さんのお腹のなかは、ふかふかして気持ちいいはずなのに、よーちゃんは過酷なお腹のなかで生きててかわいそうだ。もしかしたら、この先ずーっと、よーちゃんと2人きりなのかなーって想像していた。寂しかったけど、何もしてくれないものに期待するより、自分だけで何か達成するほうが、私らしい気がした。なんでもできる気がした。それ要りません、て、大きい声で言える自分でいたい。

サラリーマン

サラリーマン絶滅みたいなの話もよく聞くけど、副業奨励みたいなのもずっと続くんかなぁ。同じ仕事のなかで言われたこと+α提案できる人材ていうのが一番身近な副業だって。

 

みんなそんなに意識高く生きてんのかな、わたし赤ちゃんのことで精一杯だ。

何にもならない

それで何になるんだろう、の繰り返しの繰り返しの繰り返し。よーちゃんいつか大人になったら、わたしのこと許してくれるだろうか。お母さんは、良い子のよーちゃんのお母さんになれたんだろうか。

 

お腹が張って痛いなとか思いつつ、お母さんは上野駅のホームでスマホをいじってるよ。お母さんは、忙しいししんどいし悩むけど、毎日よーちゃんがいてくれるから、いろんな気持ちになれて、いろんな知らないことを知れて楽しいです。話しかけるとお返事してくれるよーちゃん、うんうん唸ってお喋りする。張ってるときは苦しいのかな。

 

よーちゃんは世界がもっかい新しく始まるみたいな景色見せてくれるんだろうか。すぐ飽きちゃうのかな。イケメンに育ったよーちゃんが、スーパーの袋とか持ってくれたら嬉しいな。

りーむー

無理って言われてムカつくのは、

 

わたしのほうが、よっぽど無理だよって思ってるからだ。心の中では、すごい無理だと思ってることを、無理って言われた言葉が実感させる。いつまで我慢すればいいんだろうとか先が見えないのはわたしも同じだ。

 

ほんとは、あの人も、いろんな劣等感を抱えてわたしと会話してるんだろうか。

よーちゃん

赤ちゃんのことを、よーちゃんと呼ぶことにした。よーちゃんて呼びたいのと、ようは陽だし、赤ちゃんは幼虫みたいだから。

 

12cmか15cmくらいのよーちゃんは、お腹の中を時々けりけりしてくれる。よーちゃんが動いてるのがわかる瞬間がいまは一番楽しい。

 

英語の歌を歌ってあげる。イライラしないようになんて無理だけど、自分で自分に、楽しいことは頑張って意識して増やしてあげないと。いまは苦しいけど、すぎてしまえば、いまのほうが楽チンだったと思う日もくるだろう。

 

トップオブザワールドを覚えて歌ってる。よーちゃんをお腹のなかに感じるのは、この世の創造の全てを世界の高いところから見てるみたいな気持ちになる。