8/1 双六小屋〜槍ヶ岳山荘

ガスって午後には雨の予報だったので、5時出発、西鎌尾根を進む。ガスのなかにも槍ヶ岳、岩稜を、ひたすら槍ヶ岳に向かって進む。槍ヶ岳は、要塞みたいでかっこいい。韓国人と中国人しかすれ違わない。二箇所くらいルート見失う。すぐリカバリできた。どんなに険しいところでも、切れ落ちたり崩落してる道でも、どこにでもお花が咲いてた。そんなに怖くなかった。最後の急登は辛くて辛くて、自分で自分を褒め続けて歩いた。空気が薄かったのかも。雷鳥がいて、元気もらって、すぐ山荘に着いた。10時くらい。

 

テントは穂先を正面の場所、でもひとつ奥にしてもらった。岩陰の雨をよけられるところ。ゴロゴロしたり、山荘の乾燥室を借りたり、談話室でサコッシュを乾かしたりしてのんびり過ごした。夕方にガスが晴れたので、テントを飛び出して、ヘルメットを借りて穂先へ登った。前のおじさんを待ちながら、15分くらい。あまり興味なかったけど、嬉しかった。

 

夕焼けがすごく綺麗だった。雲海のなかに、水晶、鷲羽、双六がぽこぽこと顔を出す。夜は槍ヶ岳の山影に星もたくさん見えた。翌朝は日の出も見られた。モルゲンの岩に足を投げ出してラーメンを食べた。

5/30 スピカ

北斗七星の左下に、うしかい座アルクトゥスは黄色いあったかそうな色、ゆんわり繋いで、白くてぴかぴかのが、乙女座のスピカ。

 

アルクトゥスとスピカを右に伸ばして、ぶつかったところが、しし座のデネボラ。春の大三角。ししのおおがまは、レグルス。明るい一等星。

2/13 アムス→ケルン→成田

朝、ケルンへ移動

 

ケルン大聖堂

床のモザイク画より、聖遺物よりも、ゲロさんの十字架よりも、12連くらいある祭壇に釘付けになってしまった。世界でいちばん古い祭壇があったらしい。見逃した。去年はカーニバルで入れなかった。2人でキャンドルを立てた。

 

御線香とか、お賽銭みたいに、感謝したり、祈ったりしたい。

 

終えて、フランクフルト空港、18時の便で帰路へ。

2/10 モンサン→ベルギー

モンサンミッシェル

 

ロマネスク教会、ゴシック教会の境目があったり、階で、階級が分かれていたり、聖ミカエル(竜を退治する)、地味だけど、かっこいい要塞。司教オベールが、建てろって夢で言われて、3回目の夢で、おでこをミカエルに、親指でぶしって刺されてる石膏像が面白かった。けらけら笑った。

 

そのあと7hかけてベルギーへ移動

途中のガソリンスタンドのエスプレッソが楽しかった

 

2/8 パリ

サントシャペル 10年前にこのステンドグラス、お母さんにも見せてあげたいなぁと思ったのをずっと覚えていた、じわる。セキュリティで、おじさんが、美人さんと私たちを褒めてくれた。受付のおねえさんも珍しく感じが良かった。この日に会った人はみんな親切だった。歩いて、ノートルダム大聖堂

 

ルーブル駅まで戻って、お昼ご飯。お店の人が優しい。14時オルセー、16時半まで粘る。入ってすぐ、新古典主義ロマン主義の部屋、アングルの泉で2人ともやばいってなって、入り口まで戻ってオーディオガイドを借りた。シャヴァンヌ、モローのあたり一回泣く。写実主義の部屋で、クールベの画家のアトリエが大きくてしばらく動けず。シロクマ

 

4階は後期印象派ゴッホゴーギャンナビ派、ほぼ素通り

 

マネを探して5階、なぜかルドンしかない、ルドン大好き。反対側の階段を上がるらしく65歳に謝りながら階段を登らせる。ルノワール(大好きな田舎のダンス、3回目)、マネは日本でも見たけど3つ並ぶと壮観、吉岡徳仁のガラスの椅子もあった。1つだけかかってたホイッスラーが素敵だった。母にアミノバイタルを飲ませる。

 

ルーブルへ移動、歩きたくないという母が自転車タクシーに引っかかり徒歩15分の距離で2人で20ユーロぼられる。

 

ルーブル、迷いながら、ニケ、モナリザ、カナの婚礼(ヴェネツィアルネサンス)、ティツィアーノ

ボッティチェリの壁画

チマブーエ、ジョット、フィレンツェルネサンスダヴィンチラファエロ、そのあとの新古典主義ロマン主義の部屋で吐きそうに感動する。アングル、ジェリコードラクロワダヴィッド。惰性で、ラトゥールのいかさま師、フラアンジェリコ、北方ルネサンスの部屋は閉まっていた。20時半まで粘った。(21時までの日だったから)

 

絵も、建物も装飾も、全てが全てがなんだかすこしだけ、壮大すぎて、途方に暮れた。なんかショックだった。

 

自転車タクシーでぼられたのを許さず、最寄りまでメトロで戻る。夜ご飯はスーパーで適当に済ます

1/31 人間ドック

蕁麻疹出て、なんならちょっと熱もあって、でも頑張って行った朝8時大手町。罰ゲームみたいだった。待合室のカラバッジオ画集はドラマチックで素敵だった。首を切られるホロフェルネスの悲壮な表情は、これから待ち受ける胃カメラの辛さを彷彿とさせた。フェルメール巡礼の本で、アムステルダム国立美術館の予習。人間ドック終わっていつものスンドゥブ、胃炎ですねって言われたので辛さはいっこ増しで我慢