きもの

似合うとか似合わないとか難しい。

 

水色の臈纈

 

格を合わせ、季節を合わせ、色と組み合わせ、が、自分に似合ったり似合わなかったり。

 

わたしのために誂えたものではないから、わたしの顔で似合うとは限らない、リアルリカちゃん人形だけど、すべてが同じ人形のための服とは限らない。

 

水色もパステルカラーも、きっと最後だ。これを着るのは、最初で最後。着物は美しく儚く尊い。寂しいけど。

 

この単衣は、6月と9月だけなの、でも夏の色でしょ、6月にしか着られないの、チャンスだよ、と言ってくれた。

 

ほんとは、あんまり似合ってないの知ってるけど、まあいいや。だって、きっと、もう2度と誰も袖を通すことはないんだから。

 

寂しいな。でも、生きて、何かを継いでいくっていうのは、きっとそういうものだ。