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ハッピーエンド

気圧と塩分と前日のボルダーでぽんぽんに膨らんだ指や、不自然な空の水色、ありがとうの端々に、もはや隠してすらいない自己嫌悪、

 

ほんとは

ご飯は残したくない

なんて言ったらいいのか

わからない感覚ばかり

積み重なり絡まるのを

解いていけない

 

いいね、すごいね、羨ましい

優しいね、可愛いね、面白い

 

これ以上、わたしに、何を言えっていうんだ。ほんとも嘘も織り混ざって、欲しいものなんかとっくにわからない。どうやって生きてたんだっけ、どうやって笑って、どうやって呼吸してたんだっけ、って思い続けてもうすぐ30歳になる。たぶん一生わからないままだろう。横隔膜のシワを伸ばすみたいな深呼吸をしてる。わたしの不安や孤独は、わたしだけのものだ。そんなことはわかっている。

 

生きていくために、生まれてきたはずなのに、どうして、毎日のひとつひとつがこんなに虚しいんだろう。持て余す自分を、他人に押し付けるために、生きているみたいな気がする。