僕とマッターホルン

わたしには行かれないところがたくさんあるんだなぁ。いつかいつかは、どんどん遠くなるから、思った時がいちばん近いところにいるんだろう。臆病にもなるし、走り出す心を、体にくくった紐がぐいっと繋ぎ止める。

 

わたしにはできないことばっかりだ。寂しいことばっかりだ。でも、それでもいいって、生きることを選んでるんだ。

憧れの景色は、増えていくけど、大切なことも増えていく。それでいい。わたしの正しさなら、それでもいい。ちゃんと分かってくれるひとがいるなら、そのほうが、ずっといい。