8/1 双六小屋〜槍ヶ岳山荘

ガスって午後には雨の予報だったので、5時出発、西鎌尾根を進む。ガスのなかにも槍ヶ岳、岩稜を、ひたすら槍ヶ岳に向かって進む。槍ヶ岳は、要塞みたいでかっこいい。韓国人と中国人しかすれ違わない。二箇所くらいルート見失う。すぐリカバリできた。どんなに険しいところでも、切れ落ちたり崩落してる道でも、どこにでもお花が咲いてた。そんなに怖くなかった。最後の急登は辛くて辛くて、自分で自分を褒め続けて歩いた。空気が薄かったのかも。雷鳥がいて、元気もらって、すぐ山荘に着いた。10時くらい。

 

テントは穂先を正面の場所、でもひとつ奥にしてもらった。岩陰の雨をよけられるところ。ゴロゴロしたり、山荘の乾燥室を借りたり、談話室でサコッシュを乾かしたりしてのんびり過ごした。夕方にガスが晴れたので、テントを飛び出して、ヘルメットを借りて穂先へ登った。前のおじさんを待ちながら、15分くらい。あまり興味なかったけど、嬉しかった。

 

夕焼けがすごく綺麗だった。雲海のなかに、水晶、鷲羽、双六がぽこぽこと顔を出す。夜は槍ヶ岳の山影に星もたくさん見えた。翌朝は日の出も見られた。モルゲンの岩に足を投げ出してラーメンを食べた。