2/2 向いてない

嘘ばっかりついた。嘘じゃないけど、気持ちの2割のポジティブな部分を、お酒を飲んで100倍くらいに膨らませた。わたしの顔だし、わたしの声で喉で、手も足もわたしのものなのに、俯瞰するわたしが、バーカバーカって言ってくる。へらへらして二次会逃げて、帰り道から気持ち悪くて、乗り過ごしながら家に帰って3回吐いた。他の人は、あることないこと、どんな気持ちで喋ってるんだろう?同じテンションで生きてるなんて誰が思えるんだろう。本気なわけないのわかるけど、みんなも家に帰ってから、嫌悪感に苛まれたりするだろうか。

 

よかった、そう言ってくれて、とか言う理事長も、どこまで本気で話してるのかわかんなくて、うわっつらの意味のない会話を心から楽しんでます風の顔で喋り続けることが本当に辛かった。

 

お酌なんかしなくていいって言うくせに、空いたグラスわざとそのままにしてるのがいちいちムカついた。自分が無意識に、異性として渡ろうとしてることが苦痛で仕方ない。割り切るしかなくても、魂の磨り減るような感覚で、朝から会う人会う人全員を褒めて回った。わたしもいつか、20代くらいの子にお世辞言われて喜ぶおばさんになるのかな。行く末の姿を体現する、おばさん達の視線が、時々刺さって痛かった。2日経ってもまだ頭痛がする。