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なんとかキャルタンソン

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スクリーン8つ、薄暗い展示室に、ぽつぽつと体育座りするひとが増えていった。むくむく膨らんで、萎んで、泣いてるみたいに歌ってて、大砲が鳴って、笑ってる。

 

みんな同じ部屋に集まって、釣られて、たしたちもスクリーンをあちこち移動する。最後はお庭の外に出て、野原の遠くに歩いて行ってしまう。犬と、お酒と、音楽と、家族と友達と、集まって、離れて、また集まって、スクリーンのなかのひとも、わたしたちも、不思議な一体感があった。

 

脳みそのてっぺんがじゅわじゅわするような多幸感に、わたしが鼻をすすったら隣のお姉さんも泣いていた。久しぶりにいいものを見た。嬉しかった。